旅行嫌いでも行って良かった国内3選

旅・場所について

居場所を変えてみるという効用

思い返してみるに、つらいとき、というのは、居場所を変えられない時じゃないかなと思います。

特に自分で居場所を選べない小さい頃、家庭や仕事が…って縛りが多い大人など自由に動けないときほど、つらい状況に陥りやすいような気がしています。

個人的に体が弱く、枕が変わると眠れない、体調崩す、ということがあり、そんなに旅行経験はないのですが、しかし普段行かない分、旅をしたり場所が変わると、気持ちも考え方も大きな影響を受けます。

居場所が変わると、考えも呼吸も変わるし、意識が変わって今まで出てなかった脳内ホルモンがまた復活したりします。人間って、思ってるよりすぐに変わることができるんだなと思います。

実際に今行けなくても、いつか行きたいとパンフレットや画像、旅行先のサイトを見るだけでも、脳内トリップできます。

というわけで、私が実際に行ってみてすごく良かった、生まれ変わるようなインパクトをもらったスポットをご紹介します。

日本ってすごく美しいところです。日本の水と土地と緑と海は宝。大きな自然に、まるっと包まれに、また行きたいと思っている場所です。

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鹿児島県 屋久島

屋久島の朝日

鹿児島県に属し、海にぽっこり浮かぶ世界遺産 屋久島。

周囲130kmという島内には、ジブリもほれ込んだ白谷雲水郷、樹齢数千年の屋久杉たち、ウミガメが産卵に来る浜、透明度の高い海、などがある。

酸素濃度が濃い。深呼吸しただけで、体内組成が変わるのを感じる。

木々の、生命力がすごい。優しい強さ。ゆっくり島を歩くと、その優しい生命力みたいな、のびのびしたほんわりした、そんな感覚に包まれる。でも夜の木々、森は、圧倒的怖さ。そういうものに、体はちゃんと反応する。しばらく歩いていくと、こわばった身体がゆるむ。ゆるんではじめて、こんなにも、こわばっていたのを知る。呼吸すらまともにしてなかったんだと知る。甘い空気が肺や全身に回ってきて、血液も気力も自分の体に巡りなおす。身体の中のいたるところが、詰まって止まっていたのだと知る。

繁華街的な小さな町も、一度行けば大体覚えてしまうぐらいの規模なのがいい。

夜は居酒屋に行くと、島の人とすぐに仲良しになる。皆話しかけてくれるし優しい。

少し山手に入ると、シカやサルやウミガメにしょっちゅう遭遇する。彼らの領域を侵さないように脅かさないように、人間は、そっと見る。自分のたたずまいも変わる。

私がお世話になったガイドさんは動物や植物はみな先生だからと、サル先生、ウミガメ先生、と呼んでいた。

島は元からの住人がおらず、ほぼ移住者で形成されているので人間関係もさっぱりしている、と島民談。確かに、出会う人、話す人、みんな、雰囲気がからりと軽い、優しい。

島に移住してガイドになる若い人が後を絶たないそうだ。それぐらい、魅力的な土地。

生きていけるかどうかは別として、こんなに簡単に、「そうだ、屋久島に住もう」ってガイドになる人がたくさんいるってことにも衝撃を受けた。自分の人生をそんなに簡単に決められないって勝手に思っていた。みんな、軽々と屋久島にフォーリンラブして同棲していた。

北海道 釧路市 釧路湿原(くしろしつげん)

こちらは北海道。国立公園になっている湿原の中に、釧路川が蛇行している。

この川の上をカヌーで下ると、ものすごく、良い匂いがする香木のような深い良い香りと、土の香り。ほかの川では嗅ぐことができない。

カヌーは原始的でシンプルな乗り物だ。川の流れに身を任せてゆられていると、老子のいうタオの世界観をほうふつとさせる。

夏に行くと気候的にちょうどよい。全国のキャンプ場を渡り歩いて生活している悠長なリタイヤした人々などが結構いるのがよかった。自分とは違う人生観に触れられる。きっと価値観が変わること、間違いない。

山形県 湯殿山神社

東北の日本海側、山形県は奥羽山脈に位置する湯殿山神社。
修験道としても名高い出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)のうち湯殿山に位置する神社です。

アクセスも悪いし、車がないといけない場所だからそんなに気軽に訪れられないかもしれない。だからこそ貴重な場所として残っている。

ここはミイラがたくさんあるという修験道で、境内は撮影禁止。昔は女人禁制だった模様(今は入れる)。確かに天狗など出てきてもおかしくはない雰囲気。

湯殿山神社は、全国の温泉を司るそうで、バスにゆられ、山を登ったその先には、大きな岩から途切れることなく温泉が流れ出る、という不思議な光景を目にできる。足湯もある。すがすがしい空気の中での足湯の気持ちよいこと。

昔はここで修行しながらも、温泉に入ったりしていたんだろうか。。

またお隣の羽黒山では山伏修行体験できるそうで、本物の山伏、先達がいる。よくTVで放映されているらしいです。

米どころで、お酒、水、空気、食べ物、すべて美味しいし、人が優しいです。のどかだし、市内から見る月山のそれは美しいこと、運よく晴れた日に見れたら超ラッキーです。

冬は雪深いので、夏に向かうのがオススメです。

電車で行くなら東京→(新幹線で)新潟→(特急のみ)鶴岡駅
飛行機なら庄内空港を利用します。

最近庄内空港にはLCCの飛行機が発着するようになったそうで、格安で行くことができ、利便性も向上しています。

ふもとの鶴岡市には慶応大学の遠隔キャンパスもあるそうで、この豊かな自然と、静かで暖かな人間性の土地の方々に、魅かれるのであろうと思いました。

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